赤の継承
緒方監督は言葉を大切にしていた。
特に以下の3つは活かせるところ。
(1)結びに専念すれば、果が生まれる
「結びに専念すれば、果が生まれ、
果に専念すれば、苦が生まれる」
「結び」=行い、「果」=結果
行うことに意識を持てば、後から結果は生じるが、
結果ばかり考えていると、苦しみしか出てこない。
役割の徹底
「自分の仕事=与えられた役割を果たすこと」
- 黒田も徹底していた(ベンチからのサインで管理されていた)
- 「逆転のカープ」はこれが徹底されていたから生まれたのでは
若い人は自分の資質が分からないため、役割を与えることも有効
求められていることを知り、技を磨く
そこから1つずつ武器を身に付けていけば良い
(2)任せて任せず
「任せて任せず」(松下幸之助)
任せるは任せっぱなしという勘違いを起こす。
自分の目で確認することが必要。
(3)負けに不思議の負けなし
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし(野村克也)
大事なのは失敗したときにその原因をしっかり追求し克服すること。
それ以外、読んだことない方は、2015年の屈辱の裏側がとても衝撃的なので読むと面白いかも。