[イラスト解説]ティール組織 02
前回の疑問
階層を持たないグリーン(多元型)組織とどう違うのか。
グリーン組織では、構成メンバーの合意をとるのにものすごく時間がかかる。そして、合意できない時は結局社長が決定する。
ティール組織は、裁量を与えられた個人が必要な人からの助言で決定できるので時間がかからない。中心からの命令とコントロールは無く、それぞれの有機体が組織の目的のために共鳴し合いながら自己組織化して自然に変化していく。
ティール3つの条件
どれか1つでも良い。
1. セルフマネジメント
2. ホールネス
3. 常に進化する目的
(1)セルフマネジメント
個人に権限移譲され、判断・決定する。ここで大事なのは「助言プロセス」。
専門家と大きく影響を受ける人に助言を求める。
ここでの集合知は、階層型の一部の知識より有効。
決定権や人材を最適な人に移し替えることができる。(階層では流動性が無い)
#意思決定がヒエラルキーで決められる場合のデメリット
・会議の多さで時間がかかる
・一部の知識のみしか集まらない (←専門家
・現場の意見が含まれていない (←大きく影響を受ける人
つづく